平均値・中央値・最頻値の違い
平均値・中央値・最頻値は、データの中心的な傾向を表す「代表値」です。分布や用途によって適した代表値は異なり、平均値が常に最適とは限りません。
平均値(算術平均)
データをすべて合計し、データの個数で割った値です。
平均値 = 合計 ÷ データ数
中央値(メジアン)
データを大きさの順に並べたとき中央に位置する値です。データ数が偶数の場合は中央2値の平均を使います。
最頻値(モード)
データの中で最も多く出現する値です。同じ最大頻度の値が複数あれば、すべて表示します。
極端な値があるときの代表値
1, 2, 3, 4, 100では、平均値は22、中央値は3です。100のような極端に大きい値は平均値へ強く影響しますが、並び順の中央を見る中央値への影響は限定的です。データの分布や分析目的を考えて使い分けてください。
小数を正確に計算する仕組み
入力した10進数を文字列として解析し、小数点の位置をそろえたBigInt固定小数へ変換します。合計・比較・並べ替え・最小値・最大値・範囲はこの整数表現で計算するため、0.1 + 0.2 + 0.3の合計を0.6000000000000001とは表示しません。平均値だけは指定表示桁数の最後で、5以上を0から遠ざける一般的な四捨五入にします。
Excel・Google Sheetsから貼り付ける方法
縦方向の改行、横方向のタブのどちらも区切りとして使えます。空白行は無視します。1,000のような3桁区切り数値にも対応しますが、データ区切りのカンマと混在して意味が曖昧になる場合は推測せずエラーにします。
定義の参照資料
代表値の説明は、総務省統計局「なるほど統計学園」の中心的な傾向を捉えるおよび統計用語辞典を基準にしています。
よくある質問
平均値はどう計算しますか?
すべての値の合計をデータの個数で割ります。本ツールでは算術平均を表示します。
中央値とは何ですか?
値を小さい順に並べたとき、中央に位置する値です。
データ数が偶数の場合の中央値は?
中央にある2値を足して2で割った値です。
最頻値とは何ですか?
入力データの中で最も多く出現する値です。
最頻値が2つ以上ある場合は?
同じ最大頻度なら、その値をすべて数値の小さい順で表示します。
すべて違う値なら最頻値は?
本ツールでは最大頻度が1回の場合、「最頻値なし(すべて1回)」と表示します。
小数やマイナスも計算できますか?
はい。整数部分30桁、小数点以下12桁までの通常10進表記に対応します。
Excelからコピーできますか?
はい。セルを縦にコピーした改行区切りと、横にコピーしたタブ区切りの両方に対応します。
1,000のようなカンマ付き数字は使えますか?
1行に1つ入力すれば対応します。データ区切りカンマと混在する曖昧な入力はエラーにします。
平均値と中央値が大きく違うのはなぜですか?
極端に大きい値・小さい値や、偏った分布があると差が生じることがあります。
標準偏差も計算できますか?
このツールでは計算しません。平均値・中央値・最頻値を中心とした基本代表値だけを扱います。